診療内容
 

■一般皮膚科

1 アトピー性皮膚炎
2 湿疹・接触性皮膚炎(かぶれ)
3 じんましん
4 水虫
5 鶏目(うおのめ)・胼胝(たこ)
6 にきび
7 いぼ
8 水いぼ
9 乾癖
など。

■皮膚外科

1 皮膚良性腫瘍
・粉瘤
・ほくろ
・その他
2 皮膚悪性腫瘍
3 陥入爪(巻き爪)
4 傷痕(瘢痕)の修正

■レーザー治療

1 ピコレーザー
当院ではシネロン・キャンデラ社製のピコレーザー「PicoWay」を使用しています。ピコレーザーは、ピコ秒(1ピコ秒=1兆分の1秒)でレーザーを照射し、照射時間が従来のQスイッチアレキサンドライトレーザー(1ナノ秒=10億分の1秒)と比較して更に短い事により熱の発生がほとんどなく痛みや皮膚へのダメージを最小限におさえ幅広い治療が可能な最新式のレーザー装置です。メラニン色素に吸収されやすいという特性を生かし、しみやそばかす・青あざ・刺青の病変のみを安全に除去できる治療です。
また、顔全体に照射することで、お肌全体のくすみを薄くする事やお肌のハリやキメが整う効果(皮膚の若返り・レジュビネーション効果)が期待できます。
適応症:あざ(太田母斑・異所性蒙古斑・外傷性色素沈着症)は保険適応になります。しみ、そばかす、刺青、全顔照射は自費になります。

2 Qスイッチアレキサンドライトレーザー
黒と茶色の異常な色素を持つ細胞のみに反応するレーザーです。照射時間が非常に短いため、周囲の正常な組織に一切障害を与えずに、病変のみを除去できるとても安全な治療です。
適応症:あざ(太田母斑・異所性蒙古斑・外傷性色素沈着症)は保険適用となります。しみ、そばかすは自費となります。

3 炭酸ガスレーザー
病変部のみを蒸散させ、周辺組織への影響が少ないため、メスを用いた手術と比較すると出血もほとんどなく、傷口も小さく、きれいになる特徴があります。また当院では、高性能スキャナーを備えた最新型機種を使用することで、周辺組織へのダメージを非常に少なくすることが可能となっています。
適応症:ほくろ、あざ、いぼ、やや盛り上がったしみ、汗管腫、黄色腫、粉瘤などの良性腫瘍

4 ジェントルヤグレーザー

①リフトアップレーザー治療
リフトアップレーザーは、主に皮膚の水分に反応し、また皮膚の深い部分にまで光が届くレーザーです。水分がレーザー光を吸収することで皮膚が温められ、その熱作用により肌のコラーゲン量を増加させ、リフトアップ効果が得られます。同時に、肌にハリが出る、キメを整う、小じわが目立たなくなるという効果も期待できます。繰り返し(1ヶ月おきに3~5回程度)、また定期的に治療を繰り返すことで、より良い状態を保てます。
 またリフトアップレーザーには、皮膚のぼんやりした赤み(赤ら顔)を目立たなくさせる効果もあります。毛細血管には水分も流れており、レーザーの照射により水分がエネルギーを吸収し、細かい毛細血管にも反応するからです。

適応部位:顔面、手など

②毛細血管治療
ジェントルヤグレーザーは、主に血液のヘモグロビンに反応し、また皮膚の深い部分にまで光が届くレーザーです。血液がレーザー光を吸収することで毛細血管を熱凝縮し、顔面(小鼻や頬など)の赤い血管や下肢に浮き出た青い静脈を目立たなくすることができます。
 また、レーザー照射の直前に冷たいガスを吹き付けて皮膚表面を冷却する装置(表皮の保護と痛みの緩和作用)により安全にレーザー照射を行うことができます。
 1ヶ月以上の間隔を空けて、1~3回程度の治療で効果が得られます。

③レーザー脱毛
ジェントルヤグレーザーは、黒い色素(メラニン色素)に反応し、皮膚の深い部分にまで光が届くレーザーです。毛が生えている部分にこのレーザーを照射すると毛や毛の周り(毛包)にあるメラニン色素がエネルギーを吸収して、毛を作る部分がダメージを受けて毛が生えにくくなっていきます。毛の生えるサイクル(毛周期)に合わせて、繰り返しレーザー治療を行います。平均的には4~6回の治療で満足される方が多いです。また、レーザー照射の直前に冷たいガスを吹き付けて皮膚表面を冷却する装置(表皮の保護と痛みの緩和作用)により安全にレーザー照射を行うことができます。

■美容皮膚科

1 ケミカルピーリング
皮膚にフルーツ酸(AHA)などの薬品を塗布して古い角質を除去し、刺激を与えることにより皮膚のターンオーバー(再生周期)を促進させ、皮膚の新生を促す治療です。
適応症:にきび、にきび痕、炎症後色素沈着、日光性(老人性)色素斑、肝斑(かんぱん)、雀斑(そばかす)、小じわ、その他

2 レーザーピーリング
カーボンローション(非常に細かい炭の粒子を含むローション)を患部に外用後、Qスイッチアレキサンドライトレーザーを照射する治療です。毛穴の中のカーボンにレーザーが反応することにより、真皮の膠原線維を収縮、活性化させることにより、開いた毛穴を引き締め、張りのある皮膚の再生を目指します。
適応症:鼻と頬の毛穴の開大

3 しわの治療
a ボトックス治療(ボトックスビスタ)
天然のタンパク質の一種ボツリヌスを注射し、表情じわの原因となる表情筋の緊張を和らげてしわを改善する治療法です。
適応症:眉間、目尻のしわ
b ヒアルロン酸注入(ジュピダームビスタ)
適応症:額、眉間、目の周辺、口の周り、ほうれい線などのしわ

4 ピアッシング
金属アレルギーの起こりにくいチタン処理したピアスを使用しています。金属アレルギーのある方、傷痕の残りやすい方、ケロイド体質の方は、おすすめしません。事前に医師にご相談ください。

5 美白剤
a ハイドロキノンクリーム(安定剤ハイドロキノンクリーム5%)
医療現場で用いられる美白剤で、最も著しい効果のある薬です。黒いメラニンを作る皮膚の中にある酵素の働きを抑え、色素細胞(メラニンを作る表皮内の細胞)自体の活性も低下させます。当院のハイドロキノンクリームは酸化しにくく、皮膚に対して刺激の少ない安定型ハイドロキノン5%に、脂溶性ビタミンC誘導体・スクワランなども配合しています。
成分:ハイドロキノン     美白作用・メラニン生成抑制
脂溶性ビタミンC誘導体 メラニン生成抑制・抗酸化作用
スクワラン       保湿効果
ローズ水        保湿・抗炎症・収斂・皮膚コンディショニング剤
b ビタミンCローション:VCローション10%プラス
VCローション10%PLUSは、抗酸化成分αリポ酸を高濃度0.1%配合し、さらにアンチエイジング成分コエンザイムQ10をプラスした高機能の10%水溶性ビタミンCローションです。油分や界面活性剤を一切含んでいないので、毎日のスキンケアにもご使用いただけます。

 
 
 
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